こんにちは。
みなさん社内営業で悩んでいませんか?
社内営業がうまくできると社内の人間関係も改善して自分の依頼なんかも通りやすくなります。
今回はそんな社内営業のコツ、つまり社内の人間関係を円滑にする方法をお伝えします。
ぜひ参考にしてみてください。
どうして社内営業が必要なのか?
結論から言うと社内営業が上手くないと仕事全体に影響を及ぼします。
私の失敗談を話します。
私の前職は機械メーカーの営業でした。
営業の仕事は顧客との商談、機械メンテナンス、部品、機械の見積もり作成など色々あります。
自分一人で完結する仕事もあるのですが、部品の見積もりや機械の故障対応などはどうしても工場の助けが必要になります。
工場で依頼を受ける人も別の業務を抱えているので忙しいはずです。
しかし顧客から返答を急かされるときは担当者に無理を言って早く返答をもらっていました。
そんなある日ついにいつも依頼している社内の担当者にこっぴどく叱られることになります。
「こっちは忙しいのになんでいつも無理な要求ばかりしてくるんだ!」
そんな感じのことを言われちゃいました。。
たしかに相手の事を考えずに勝手な依頼もたくさんあったな、と反省しました。
しかし、無理な要求の大半は顧客が言ってくることなので断るわけにはいきません。
顧客の要求を断ることで仕事が無くなっていきます。
また顧客から機械を受注して納品するまで最低3ヶ月から4ヶ月必要です。
ここでも顧客の要求でもっと短納期での生産を工場にお願いする必要が発生します。
こういった事が日常茶飯事で社外営業と社内営業のどちらにも神経を使って疲れてしまった経験があります。
この顧客の無理な要求というのは無くなることはありません。
そこでに社内営業で社内の方との関係性を良くしておく必要があります。
社内での関係を良くしておけば無理な依頼も快く引き受けてくれることになります。
社内営業のコツ
社内営業のコツはズバリ二つです。
この二つのことを実行すれば社内でもよい関係性を築くことができます。
・良い事もフィードバックする
・顧客の事を知ってもらう
良い事もフィードバックしよう
もしアナタが営業をしている場合、社内の人への連絡ってその人に何か依頼がある時だけだと思います。
見積もりの依頼、不具合の確認などなど。
もちろんそういった仕事を受けるのがバックヤードの仕事と言えばそうなのですが、相手も人間です。
依頼ばかりしていると相手も嫌になるのも当然です。
そこで依頼ではなくて相手に「その後」を伝えてあげるのです。
例えば
「今回○○さんが見積もりを早くくれたので顧客から対応の速さを評価されて受注につながりました!」
「今回○○さんが問題の最適な解決策をくれたことで客先の生産が1.2倍に増えてみんな喜んでいます!」
バックヤードで仕事をしている人は自分の仕事が社外でどのような結果を生み、どのように役に立っているかを知るすべがありません。
営業であれば直接顧客と会いますからいい事、悪い事すべて伝えられます。
社内営業が下手な営業マンは社内に悪いことしか伝えていないのです。
顧客のことを知ってもらおう
みなさんも相手の事をよく知らない場合、簡単に断ることができたりしませんか?
しかし相手の事をよく知っているとその人の顔が浮かんできて断りにくくなっちゃいますね。
社内で仕事をしている人は顧客のことをよく知りませんから営業から来た依頼も冷徹に断ることができます。
しかし普段から社内で顧客の状況を細かく担当者に伝えておけば状況は変わります。
例えば
「このお客さんは今不況だけど社員をクビにしたくないから必死で取引先を増やそうとしているみたいです。」
そんな話をきいた後に営業から
「先日話をしたお客さんが新しい機械を短納期でほしいようです。理由は大口の取引先ができてそこから生産数の増量を急がされてるようなんです。」
そんな事を営業から言われれば
「このお客さんは自社の社員を守るために必死に頑張ってるんだったら協力してあげるか!」
そうなっちゃいます。
そして短納期で納品後お客さんがすごく感謝していたことを社内に伝えるとみんなモチベーションも上がりますよね。
要はアナタの仕事が社外で感謝を生んでいるということを伝えるのです。
まとめ
顧客にはヘコヘコして社内では偉そうな態度を取る人っていますよね。
社内で嫌われ、社内営業に失敗すると仕事が円滑にできなくなるので結果的に自分が困ることになります。
依頼する人も依頼される人も人間です。
「仕事だからやれよ」
そういう態度は間違っています。
お互い尊重して気持ちよく仕事ができたらいいですね。
社内営業は気を使って大変ですが、もう一度普段の自分の行動を見直してみるのもいいかもしれません。
では。