時代の流れに乗ろう【方法も】

時代の波に乗ろう

今回はそんなお話をしたいと思います。

これからどんな仕事につこうか、何か勉強したいな、

そんなことを考えている方の役に立てばと思います。

時代の流れに乗るのが大切って話なんですが、これは一つ条件が付きます。

それは

稼ぎたいなら

です。

お金を稼ぐことに重きを置かなければ時代の流れに関係なくやりたいことを仕事にすることができますよね。

例えばハンコを彫る仕事が大好き。とか

コロナの影響でリモートが進みハンコ自体の需要が少なくなってきています。

元々ハンコ業界も売り上げは頭打ちになっていたようですが、コロナが拍車をかけましたね。

でも俺はハンコを彫るのが好きなんだ!

って考えるならその仕事を続けるのは素晴らしくてかっこいいですよね。

これは一つのたとえ話ですが、みんながお金を稼ぐことを中心に考えている社会は切ないものですから。

でももしあなたが将来稼ぎたいならアナタが好きな事よりもこれから伸びる業界に行くことがおススメです。

時代の流れを作るのはとてつもなく難しい

じゃあ自分が時代の新しい流れを作り出してやるんだ!

こう考えるかもしれません。

でもこれは難しい。

不可能ではないと思うけど難しい。

ごく最近で時代の流れを作った人物を思い出すと

・ビルゲイツ
・スティーブ・ジョブズ
・イーロン・マスク

この人たちは不可能にみえることができたようです。

この人たちは時代の流れを変えました。

まったく新しいマーケットを作り出したということですね。

ビルゲイツが作ったWindowsで世界は変わりました。

スティーブ・ジョブズが作ったiphoneでスマートフォンの市場が生まれました。

イーロン・マスクは電気自動車や宇宙事業の市場を今現在創出してますね。

この人たちは成功したから天才と呼ばれますが、失敗していたらただの変わり者と呼ばれていたでしょう。

時代の流れを作るのは人だけではありません。

・天災
・戦争
・疫病

天災や戦争で今まであったものが強制的に破壊され変化を余儀なくされることもあります。

 

私は以前に食品機械のメーカにいたのですが、東日本大震災の復興需要で東北地区の販売が爆発的に伸びたことがあります。

洪水による食品工場の機械の買い替え需要です。

ちょうど国からの補助も影響していたと思います。

また震災がきっかけで脱原発の議論が活発になりましたね。

最近だとコロナです。

これが現在直面している劇的な変化です。

時代の流れが変わるスピードも速くなっている

リーマンショックの時は100年に一度の出来事だと言われましたが、10年ほどで今回の惨事が起こりましたね。

時代が変わる間隔も狭まってきていると思います。

原因は色々あると思いますが、一つは伝達スピードの進化だと思います。

幕末の坂本龍馬は京都、鹿児島、東京、を徒歩で何日もかけて移動していました。

物や情報の移動に数日必要だということです。

もし新幹線や飛行機があれば日帰り出張可能ですよね。

もしZOOMがあれば薩長同盟もリモートでやっていたかもですね。

時代の流れを読む方法

タイムマシーンがあれば一番簡単に未来が分かるのでそこから逆算可能ですね。

でもそれはできないので、できるだけ時代の流れを読む手助けになる方法を紹介します。

今起こっている現状の把握と少し先の未来を予測する方法ですね。

他人は信用するな

10年ほど前は新興国ブームでした。

新聞や経済雑誌でもこれからは新興国の時代がやってくる!

なんて言われていました。

でも今は誰もそんなこと言わなくなりました笑

現在はアメリカの株価が最高値でこれからもアメリカに投資するのが王道だ!

です。

みんな都合よしです笑

おそらく10年後は別の事を言っていると思いますね。

テレビや新聞が言っていることは過去の事実だけ吸収するようにしましょう。

信用できません。

帰納法で考えよう

論理的思考の中で有名な2つの考え方があります。

それが

「演繹法」「帰納法」です。

 

演繹法とは

①人間は必ず死ぬ

②ソクラテスは人間だ

③ソクラテスは必ず死ぬ

この三段論法が有名ですね。

A=B, B=C ならばA=Cという感じなんですが、

これを現実世界で使うとなかなか相性が悪い気がします。

どうしても「決めつけ感」が強くなって外れる確率が高い。

帰納法とは

複数の出来事から共通する事実を抽出する

この考え方は使えます。

そのポイントが

「複数の出来事」です。

この複数の出来事とは現実社会で起こった事実に基づいていることが重要なポイントです。

つまり複数の事実から共通項を検討するのでブレが少ないんです。

例えば最近の私の体験でいうと

 

近所のスーパーのレジ近くに置いてある

「キャンディ、ハイチュウ、グミ」

そういったものの売り上げが急激に落ちていたんです。

この現象はいたるところ起こっていました。

なぜだと思いますか?

答えは

「リモートワークで職場や学校に行く人が減って需要が減少した。」

です。

みんな学校や会社に行くついでにこういった商品を買っていたんですね。

このように

共通の出来事からその中に潜む真の原因を探すアプローチは非常に有効だと思います。

原因が分かれば対策も考えることができます。

リモート生活が短期間で終わるのであればこれは一時的な出来事になります。

しかしリモート生活が長引けば別の商品開発を進める必要がありますよね。

まだ他の人がその変化に気付いていないのであればビジネスチャンスになります。

少しの変化に気付く⇒同じ事例を探す⇒共通点を見付ける=時代の流れの最先端を見付ける

まだだれも発見していない共通点があればそれが新しい時代の流れということです。

このように帰納的な考え方はは時代の流れ読む強力な武器になります。

まとめ

100年に一度の出来事が10年に一度起こる最近ですが、それだけ急激な変化の時は言い換えるとエキサイティングでビックチャンスも多数存在します。

幕末の歴史にみんながワクワクする理由もそれが歴史の変曲点だったからではないでしょうか。

これからはそんな歴史の変曲点が10年に一度訪れると考えるとそれだけでワクワクしますよね。

新聞やテレビの情報に惑わされずに事実に基づいて自分の頭で考えていきましょう。

時代の流れを読んでビックチャンスをつかみ取ってくださいね。

では。