こんにちは。
みなさんは取引先の対応にイライラしたことはありませんか。
私はよくありましたね笑
相手の
高圧的な態度、急な仕様変更、短納期。。
頭に血が上って鼻血が出そうになったときもありました笑
今回はそんな取引先の偉そうな態度にイライラしたときの対処方を考えたいと思います。
特に営業マンは取引先とのやり取りの機会が多いと思いますので参考にしてもらえたらうれしいです。
もくじ
偉そうな取引先は一定の確率で必ず存在する
中小企業、大企業問わず偉そうな態度を取ってくる担当者というのは必ず一定の数存在します。
もし今アナタがそんなウザイ担当者に悩まされているのであれば同じように困っている人もかなりの数存在するのです。
私の経験で言えば20社客先があれば必ず1社はうざい担当者が存在しました。
つまり確率で考えれば1/20です。
ということは担当顧客が60社になれば必ず3社漏れなくウザイ担当者が付いてきます。
あとは業界によってウザイ担当者出現確率が異なってくるだけです。ゼロにはなりません。
サラリーマンである以上客先の担当者を選ぶことはできません。
ウザイ担当者出現確率は自ら変更することはできないので考え方を変えていきましょう。
ウザイ担当者から学べることは意外にたくさんあります。
むかつく取引先を反面教師にしよう
それではそんなウザイ取引先の担当者を客観的に観察して彼らを反面教師にして自らの学びに活用していきましょう。
会社が偉いんであったアナタが偉いのではない
態度の大きい担当者の多くはこの事実に気づいていないパターンが多いです。
「俺は○○という大会社の人間だぞ。うちの言う事を聞かないと仕事が無くなるよ。。」
残念ながらこの担当者の認識は間違いです。
正しくは
「俺は○○という大会社の一部の役割を担当している会社の歯車だ。私がこの歯車の役割を担当している間は私のいう事を聞かないと仕事が無くなるよ。。」
この歯車は取り換え可能です。
歯車単独では価値はありません。
会社という機械に組み込まれてはじめて動くことができます。
ウザイ担当者はただの歯車ですが、なぜか自分が会社を代表していると勘違いしています。
そして会社を辞めてしまえば価値が無くなりますから周りから人が消えていきます。
そこではじめて自分の行いに気付くことになります。
彼は歯車は取り換え可能という事実に気付いていないんです。
相手の立場を想像してみよう
急な仕様変更を何度も依頼してきたり、納期を事前に伝えていてもそれより短い納期を依頼してきたりされたことはありませんか?
私はそのたびにイライラしていました。
でもある時そんなむかつく相手企業の社長に会う機会がありました。
この社長は自ら営業に行き、その場で仕事をどんどん獲得していく人でした。
もし一般的な営業マンが相手先と商談に行った場合自分で決められる範囲は限られます。
例えば、「金額はここまで値引きできる」、「納期はこのぐらい」などです。
もし相手側にそれ以上の要求をされた場合その場で判断することができないので、持ち帰って上司と相談する必要があります。
しかし社長であればすべて自分で決めることができます。
即断即決です。
これは商談がスムーズに進む半面、相手側の無理な要求ものんでくる場合があります。
結果的にその社長が会社に帰って部下に無理な依頼をすることになります。
そしてその無理な依頼を下請けの私たちに伝えてくることになります。
つまり
無茶な要求のほとんどはウザイ担当者自らの指示ではないんです。
対人スキルのある人は
「うちの社長が無理な事を言ってきて申し訳ないけど、ちょっと協力してくれないかな?」
のような言い方を使ったりします。
こんな時は「じゃあ、仕方ないな。。協力しましょう。」
っていう気持ちになりますよね。
対人スキルの無いウザイ担当者はこのような言い方ができないのですが、裏には同じような事情が存在していることがほとんどです。
彼も上司から無茶を言われて可哀そうだな。。そんなことを想像するとイライラも少しは収まります。
偉そうな人は結局気付かないところで損をしている
みなさんもこんな経験はないでしょうか?
「この取引先はむかつくから値引きしないでおこう!」
「送料を多めに取ろう!」
そんなことをした経験は無いでしょうか?
人間必ず仕返しをしたくなるものです。
例えば、過度な値引きや短納期を毎回言ってくる担当者への常とう手段は
最初に提示する金額を高めに設定
最初に提示する納期を通常より長めに設定
相手の担当者は大幅な値引きや短納期を実現できて満足ですが、実際は違います。
無理な要求ばかりしていると気付いていないだけで意外に損をしていることが多いです。
どうしても嫌なら転職して働く業界を変えよう
どこの業界でも偉そうな取引先は存在しますが、依頼してくる内容や度合いは業種によって異なります。
私は以前勤めていた会社は機械のメーカーでした。
一番多い無理な要求は「短納期」でした。
「4ヶ月かかるところを2ヶ月でしてくれ。」
そんな要求がよくありました。
自社工場は他の案件も複数抱えているのでそんな短納期案件が横から入ってくるとすべてのスケジュールが狂うことになります。
工場長に相談するのが毎回頭が痛かったですね。。
今私は食品の卸をしていますが、納期に関して顧客からの要求はほとんどありません。
例えば顧客に
「○○は3ヶ月後に到着です。」
そう伝えると
「そんなにかかるの?もっと短くならないの?でも仕方ないねぇ。。」
そんな感じですんなり納得してくれるんです。
それぞれの業界には業界の常識というものが存在します。
業界の常識を超えた要求をしてくる人は稀です。
もし取引先の担当者がウザイ要求をしてくる原因がその業界の常識と関連が深い場合は転職して業界を変えるのもアリだと思います。
職場だけ変えて業種を変えない場合また同じ悩みを抱える可能性が高いですからね。
転職サイトに登録して各業界の特徴などを調べてみるのがおススメです。
転職サイトは大手に登録するのが鉄則です。
理由は簡単。取り扱い案件数が多いから。
取り扱い案件が多いということはそれだけチャンスが多いということです。
これでウザイ担当者が少ない業界を見付けてみてはいかがでしょうか?
では。