こんにちは。
突然ですが、アナタの会社にお局様はいますか?
お局様とは
「会社において権限も無いのに勝手に仕切りたがる人」
の事を指します。
お局様ってマイナスイメージですよね。
でも会社に必ず一人はいるんじゃないでしょうか?
特に昔からある中小企業には必ずいると思います。
出来ればそんなお局様とは仕事をしたくないし無意味な権力を引きはがしてやりたいもんです。
そこで今回はそんなお局様の解体方法を考えてみました。
お局様に悩んでいる方の参考になればと思います。
お局様が出来上がるメカニズム
お局様という生き物にも何かしらの理由が無いと発生してきません。
その理由とは
・社歴が長い
・面倒見が良い
会社に入社後数カ月でお局様になるのは難しいので「社歴が長い」のは理解しやすいですね。
面倒見がよいとは「気に入った相手にだけ」という条件が付きます。
これが厄介なところです。
面倒見が良いので社内の色々な人の業務を請け負い始めます。
結果的に社内の細かい業務はお局様しか知らないという状態が作り上げられます。
その状態になればさらに人から頼られるようになるので調子に乗り始めます。
お局様しか知らない業務があれば嫌でもお局様のご機嫌を取って依頼するしかないですよね。。
これが会社でのお局様誕生プロセスです。
でもこれは長い目で見ると会社にとってマイナスになります。
それはお局様が
新しい方法を嫌う
からです。
ここで言う「新しい方法」とは例えば新しい業務プロセスやシステム、そして人も含まれますね。
新しく入社してきた人は以前の会社での経験を生かして新しい事を提案してくる可能性がありますから。
時代の変化のスピードは昔とは比べ物にならない中で変化しないのは命取りになります。
しかし既存のプロセスを習得していることに価値があるお局様にとって新しい方法は天敵です。
極端に言えばお局様を排除しない限り会社がつぶれるってことです。
そこで次はお局様の解体方法を考えてみましょう
お局様に仕事を囲わせない
ジョブローテーション
ジョブローテーションとは一定期間ごとに部署を変えることです。
私が最初に働いていた会社ではシステム部以外は2~3年でジョブローテーションがありました。
海外駐在員も5年ぐらいで日本に帰任するパターンが多い気がします。
銀行員なんかも一定期間を過ぎると他支店に異動になりますね。
同じ場所で長く仕事をしていると
「悪い事をしてもバレない方法」
を発見してしまうんでしょうね笑
ジョブローテーションは複数の現場を経験して
「社内業務の全体像を把握する」
ことがメインテーマですが、同じ部署に長くいると発生する弊害も防いでくれます。
そこで社内にジョブローテーションを導入してお局様にぶちかましてやりましょう。
お局様の鎧が引き剝がされることになります。
仕組み化する
お局様の強みは特定の業務に関して
「想定されるあらゆるパターンの対応策を知っている」
ことです。
これは別にすごい事ではないです。
ただ長年にわたって「あらゆるパターンを経験したから」です。
特別なスキルなんて何一つありません。
重要なことはこのパターンを整理してだれでも再現できる状態にすることです。
社内の人間がこれを提案して実施するのは困難を極めるのは目に見えていますね。
お局様が全力で邪魔します。
そんな時は外部のコンサルに依頼するのが有効手段です。
コンサルティングファームもマッキンゼーやBCGなどの大手から中小企業に特化したものなど様々です。
彼らにとって社内のお局様に対応するのは日常茶飯事のことです。
また社外の人間だからこそ余計な気を使う必要がないので仕組み化がスムーズに進みます。
外注する
これは一つの部署の機能を丸ごと外注してしまう作戦です。
例えば通信販売の会社の場合自社でコールセンターを持っていないところもたくさんあります。
コールセンターの業務をまるごと外注できるんですね。
最近だったら会計業務の外注も簡単に行えますね。
すべての業務を社内で行うとマネージメントなどの手間が余計にかかります。
外注化をすることでそんな余計な手間を省くことができます。
必要最小限の部署に絞ればお局様発生率も最小限に抑えることが可能になります。
まとめ
今回はお局様について書いてみました。
理由は自分も過去にお局様に悩まられた経験があるからです笑
私はお局様に自分のやりたいことを邪魔されました。
お局様って他人に干渉してくるんですよね。
私はあんまり他人が気になりません。
なのでもちろん他人には干渉しません。
そして干渉されるのはもっと嫌いです。
批判とかじゃなくてアドバイスをするなどのプラスの干渉なら素晴らしいと思います。
他人の批判に時間を使う人と仕事をする機会を減らしたいと思ってこの記事を書きました。
自分への戒めでもありますね。
みなさんも気を付けてください。
では。