今回はリスクヘッジの大切さについて記事を書きたいと思います。
今の時代は物事の変化のスピードも速くて直近のことですら予想するのが難しくなっていると思います。
また地震やコロナのようなパンデミックも不確定要素ですね。
そんな予測不可能な出来事の発生頻度が年々短くなっています。
普段からの備えがより重要になってきてます。
日々の業務でどこまでリスクヘッジが出来ているかで生き残りが決まります。
プランAがダメな時はプランB、プランC。。
要は物事が想定通りに進まなかったときに他の方法を用意しているか、ですね。
もしアナタが部下から
「プランAがダメでした。どうしましょうか?」
そう言われたときに、素早くプランB、プランCを出せるかで部下から得られる信頼度合いも変わってきますね。
そしてリスクヘッジの重要性はどの業種にも当てはまることだと思います。
例えば
みなさんは一流シェフと聞いてどんなイメージを持ちますか?
「おいしい料理を作るスキルがある」
たしかにそうですね。
アメリカで働いている私は普段日本食レストランのシェフと話をする機会がたくさんあります。
そこで大きくシェフには二種類のタイプがいることが分かりました。
それが
「リスクヘッジをしているシェフ」「リスクヘッジをしていないシェフ」
です。
私は
リスクヘッジをしているシェフ=一流のシェフ
そう思います。
ところでシェフのリスクってなんでしょうか?
やはり一番のリスクは「自分が納得する料理を提供できないこと」ですよね。
例えばアメリカの高級お寿司店は日本からの魚を空輸して使っています。
もし台風などで飛行機が遅れれば魚の到着が遅れることになります。
また野菜に関しても日本の野菜を作っているアメリカの農場は限られています。
事前に必要分を注文していても本当にくるかは当日しか分かりません。
事前に注文したものが届くかを親切に連絡してくれるところなんてありませんから笑
そんな時にリスクヘッジをしていないシェフは
「なんとかしてくれと業者を頼りにします」
要は人頼みです。
でも普段からリスクヘッジをしているシェフは
・現地の魚でメニューを組みなおす
・別の食材で味付けを工夫してオリジナルに近い料理に仕上げる
・業者を一つに絞らない
こんなことを普段から心がけているように思います。
最後の業者を一つに絞らない理由は例えば
業者A、業者Bがあったとしてどちらもほとんど同じ商品カテゴリーを取り扱っていたとしましょう。
業者Aに絞ってそこからまとめて購入すればボリュームディスカウントでより安く購入することができますから合理的です。
しかし業者Aの在庫がなくなった時のリスクがあります。
もし普段から業者Bとも取引していれば業者Aの在庫リスクのヘッジができますね。
卵は一つの籠(かご)に盛るな
という投資の世界では有名な言葉と同じことですね。
特にアメリカの日本食レストランでは日本から輸入される食材を使うことが多くなります。
日本のレストランのようにいつでもすぐに食材が手に入る状況とは異なります。
ですのでそんなリスクヘッジがすごく重要なんですね。
良い食材を使っておいしい料理を提供すること
はもちろんのこと、さらに
いかなる状況においても安定した味の料理を提供できる
それが一流シェフの必須スキルではないでしょうか?
普段から考えられるリスクを把握する⇒対応策を事前に用意しておく
これはどの業界でも重要なことですね。
これからは一つの問題に対していくつの解決策を持っているか?
そんな解決策の選択肢を多く用意できる人が勝てる時代なのかもしれません。
サラリーマンもリスクヘッジは重要
そしてこれはサラリーマンでも同じことが言えると思います。
サラリーマンとして一つの会社でしか働いていないと収入源は一つだけです。
もしその会社が潰れてしまうと終わりです。
しかしもし複数の収入源があれば金銭的なリスクヘッジが出来ていることになりますね。
サラリーマンとして働きながら株や投資信託で資産を増やしたり副業をすることも可能な時代です。
個人でもリスクヘッジをして未来に備えましょう。
初心者の方の副業のおススメはクラウドワークス
です。
大手のクラウドソーシングサイトで簡単な作業依頼の案件も多数そろっています。
ますは数千円の案件を請け負って複数の収入源を作る経験を積むのが大切です。
自分のスキルアップもできて一石二鳥なので興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。
では。